カスタムには注意が必要
バイクカスタムは、自分の愛車を更にかっこよく、また高性能にすることができます。
ライダーの中には、愛車に数百万円単位でカスタム費用をつぎ込んでいる方もいますし、プライベートガレージで夜な夜なチューニングを繰り返すサラリーマンライダーも存在します。
バイクの魅力をより引き出してくれるバイクカスタムですが、注意点もありますからよく理解し、把握してから行うということが重要です。
カスタムするにあたって
バイクのカスタムは、改造申請が必要になるケースと、不要なケースがあります。
基準としては、パーツをどのように取り付けるか、指定部品と指定外部品、一定範囲という三つになります。
パーツの取り付け方法には、マジックや粘着テープ、蝶ネジなどを用いて簡単に取り付けすることができる簡易な方法もあれば、ボルトやナットでの固定、挟み込みといった工具で固定する方法、溶接やリベットのように取り外すことが困難な恒久的取付方法などがあります。
使用するパーツの取付方法によって車検に通らなかったり、申請が必要なケースがありますから、パーツを取り付ける際には充分注意しましょう。
指定部品については、バイクメーカーの公式ウェブサイトに記載されていますから、それを参考にして指定外部品かどうかを確認するようにすると良いでしょう。
ショップで確認して貰う
プライベートガレージやバイク専用の車庫を構えている方の中には、毎日仕事が終わってから愛車をカスタムしている方もいます。
自分の手で愛車を成長させているような気がしてとても楽しいですし、時には時間を忘れて夢中になってしまうこともあるでしょう。
こうしたプライベートカスタムの場合、その部品がしっかり取付けられているか、正しい方法で取り付けられているか、ということを専門のバイクショップなどで確認して貰った方が良いでしょう。
バイクの修理やカスタムを行っているショップで購入した部品なら快くチェックしてくれると思いますし、それ以外の方でも対応してくれることは多いですから、一度見て貰った方が良いかもしれません。
自分で取り付けた部品が走行中に外れてしまったり、それが原因でバイクが故障してしまってはカスタムの意味がありません。
また、走行中に部品が外れてしまうというのは自分だけでなく、周囲の歩行者や車にも迷惑をかけることがありますから、しっかりと取り付ける必要があります。
バイクカスタムは楽しいですが、その分注意しなくてはならないことも多々あります。
しっかりと注意点を頭に叩き込んだうえでカスタムライフを楽しみましょう。
また、近年ではパーツ取付方法などをインターネット上の動画で紹介している方もいますから、参考にするのも良いでしょう。