バイクの心臓・エンジンをカスタマイズ
ある程度愛車の運転に慣れてきたら、今度は走行中のパワーが欲しくなる人も出てきます。
そんなときには、バイクの心臓であるエンジンをカスタマイズしてみてはいかがでしょう。
壊してしまうのが怖い、という方も少なくないものの、その仕組みなどが分かればそれほど難しいものではありませんので、しっかりと理解した上でチャレンジしてみるとカスタムの幅が大きく広がります。
エンジンをカスタムすることで、スピードやパワーといった部分以外にも加速性能や燃費向上なども見込むことが出来ます。
ただバイクに乗るだけではなく、愛車のためにエンジンを改良してみるのもバイクの醍醐味の一つです。
一つの部品を変えるだけで、バイクの魅力を無限大に引き出す事が出来るのがバイクカスタムの面白い部分なのです。
ピストン交換をしてみる
バイクのエンジンをカスタマイズする際、一般的な手法がピストン部分の交換となります。
元々使用している部品を軽量化させることで、エンジンへ伝える力のロスを軽減させていきます。
それにより、加速性能と合わせてエンジンの消耗具合も抑えることが出来るので長い目で見ればさまざまな利益が付随してきます。
市販されているピストンはメーカーによって強度もバラバラです。
そのため、安価だからといって手当たり次第購入すると痛い目にあうので注意が必要です。
最悪の場合、走行中に破損してしまい、エンジン部分の損傷を引き起こす場合もありますので、エンジン部分をカスタムする際は特に気を付けなければいけません。
ボアアップをしてみよう
ピストンを変えたあとはボアアップにもチャレンジしてみましょう。
ボアアップとはバイクの排気量を増やすもので、主にピストン部分の直径を大きくする形で行うカスタムのことです。
ピストン部分が大きくなれば、その分エンジンに伝わる力も大きくなるため、バイクが持つパワーをより引き上げる事ができるようになるのです。
ボアアップの注意点としては、エンジンに対する負荷が増えるため、耐久性の部分が脆くなることです。
また交換するパーツもピストン含めていくつか存在するため、費用も大きくかさむため、費用と相談しながら考えていかなければいけません。
また、ボアアップをするバイクが250cc以上の場合、別途車検を受ける必要があるので注意してください。
車のエンジンをバイクに?
細かなパーツ交換が面倒、という方はエンジンそのものを乗り換えてみるのも一つの手となります。
費用は大幅に掛かるものの、パーツの知識などがない状態でもお店任せで依頼できるので一度相談してみてはいかがでしょうか。
お気に入りのバイクや自動車があれば、エンジンの乗り換えを検討してみるのも思い入れが強くなり、より楽しくなっていきます。
ある外国のライダーの中には、高級外車のエンジンを使用したバイクを愛用している方がいます。
見た目こそいびつな形であるものの、走行中の音などは高級外車そのものです。
世界に一台しかないバイクということもあり、動画サイトなどでも注目を集めて注目されているバイクです。