リアボックスはサイズと容量で選ぼう
バイクのリアボックスはバニティケースとかトップケースと呼ばれることも多く、ヘルメットや雨具を収納できる便利なアイテムです。
バイクのサイズや車種によって搭載可能なリアボックスは異なるので、選ぶ際にはバイクに合ったものを選ぶことが大切です。
リアボックスのサイズは、積載装置の幅+30cmまでの長さ、幅は積載装置の左右の長さ+15cmまでという条件が定められています。
このサイズは法律によって規定されている範囲なので、これよりも大きなサイズを取り付けると改造カスタムとしてペナルティが課せられてしまいますので注意しましょう。
ただし、法律に触れないサイズなら何でも快適な利便性が期待できるというわけではありません。
運転の邪魔にならないサイズという点においては、原付バイクなら30リットル以下のもの、250ccまでの普通バイクなら35リットル以下のものを選ぶのがおすすめです。
リアボックスを選ぶ際には、どんな用途に使うかを考えた上で適したサイズを選ぶようにしましょう。
例えばツーリングなどに出かけるわけではなく、毎日の通勤や外出ぐらいに使うなら25リットルサイズでも十分に役割りを果たしてくれるでしょう。
しかし泊りがけのツーリングに出かけることが多いなら、35リットルぐらいあった方が必要なものを収納できるので便利です。
取り付け方法は簡単、DIYでも可能
バイクのリアボックスは、簡単にDIYで取り付けることができます。
基本的にリアボックスのボルトやナットは、安全のために一度締めると外れないスペックになっていることが多いものです。
何度もやり直すことができない可能性を考えて、バイクをしっかり固定できて作業しやすい環境で取り付けるようにしましょう。
リアボックスの取り付けにおいては、まず最初にベースの位置を確認することから始めましょう。
そしてワッシャーとボルトをどのように取り付けるのかを念頭に入れた上で、実際の作業を行いましょう。
取り付ける場所や順序が違うと、ネジがきちんと締まらなかったり走行中に緩みやすいといったトラブルが起こるかもしれませんから注意してください。
注意点は?
リアボックスのボルトは、バイクの走行による振動で緩みやすい傾向があります。
バイクショップでプロに取り付けてもらった場合でも、経年によって少しずつ緩んでしまうことは珍しくありません。
そのため、DIYでリアボックスを取り付けた場合には特に定期的に緩みを確認して、ネジ締めを行うメンテナンス作業が必要です。
走行中に緩んでくるのでは危険ですから、定期的なメンテナンスのメニューにリアボックスのボルト締めも追加しておくと良いでしょう。
ボルトを締め直す頻度としては、100km走行したらボルトを締め直すぐらいの頻度が良いです。