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人気ツーリングスポット~別府編~

九州の温泉街までツーリング

今回は九州まで足を伸ばし、別府・湯布院で温泉を楽しみましょう。
福岡をスタート地点として、大分自動車道で別府へ向かいます。
大分自動車道で別府ICを下りれば、すぐに温泉街が広がっているのでルートとしては難しくはないと言えるでしょう。
もし走りをもっと楽しみたい場合は、別府ICから南に下ってやまなみハイウェイを進んでください。
そうすれば雄大な阿蘇の景色、ワインディングを満喫できるルートになります。

別府温泉には源泉が2841、湧出量が1日で137.275klと、日本一の温泉地です。
さらに、鉄輪、明礬、柴石、堀田、観海寺、亀川、浜脇、別府の雰囲気の違った温泉郷からできていて、別府八湯と言われる大温泉街でもあります。
これだけの規模ですから、泉質もかなり豊富で色々あります。
ただ、いずれも42度を越える高温という特徴だけは、共通しています。

中でも特に温泉源があるのが、鉄輪温泉です。
レトロな街並みの鉄輪温泉は、100度近い源泉なので以前は水を加えることで湯温を下げていました。
それでは天然の温泉を100%楽しむことはできませんので、独自に冷却装置を使って水を加えずにお湯を50度くらいまで冷ましている温泉もあります。

いざ、湯布院へ

湯布院へはもう1度大分自動車道を使い、湯布院ICから下りて県道216号線を下ります。
土産物屋が並ぶにぎやかな街の向こうには、豊後富士と呼び親しまれている由布岳が見えます。
小さな農村だった頃の面影が残る湯布院は、バイクから降りて散策するのにぴったりです。

なお、由布院と湯布院という表記が混在しているのには、理由があります。
元々は湯布院ではなく由布院と書いていましたが、昭和30年に由布院町と湯平村が合併したことで湯布院町になり、初めて湯布院と書かれるようになりました。
このために、町全体を言う場合は湯布院、昔からの地名などには由布院という使い分けがされるようになります。
ですが、平成17年に湯布院町、狭間町、庄内町が合併すると由布市になり、由布院と湯布院の区別がさらに難しくなって混在するようになったのです。
混乱を避けようという理由からか、比較的新しいイベントや施設名などでは平仮名で「ゆふいん」としているものが多いように見受けられます。

湯布院のオススメスポット

オススメは、まず湯布院を象徴する金鱗湖でしょう。
この小さな湖で、うっすらと湖面に湯気が立っているのは、湖の底から冷泉と温泉が湧き出しているからです。
美術館やオシャレなカフェなども周辺にあり、散策にぴったりなスポットの1つです。

もう1つはバイク好きなら1度は行きたい、岩下コレクションです。
こちらはバイクの歴史館なんですが、個人がコレクションした142台ものバイクが展示されています。
世界でたった1台しかないという、ドゥカティのアポロをはじめとしたたくさんの車両が展示されており、昭和のレトロなバイクやアンティークの展示もあります。
バイク好きなら1日眺めていたい、と思える場所かもしれません。

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