走りに追求したカスタムをヤマハ R1-Zでしてみる
見た目のアップを狙ったカスタマイズも楽しいですが、やはりバイクの走り自体をより楽しめるようなカスタムをするのが本来の目的と言えるでしょう。
特にこのヤマハ R1-Zは、爽快な走りが楽しめるバイクですので、カスタムすることによってさらにその良さを引き出すことができて、愛着がより強まります。
いろいろなカスタムが考えられますが、今回は足回りから攻めていくことにしました。
だいぶ長い間走っているということもあって、足回りの消耗が見られていますので、カスタムのチャンスを活かして思い切って一新することにしました。
まずリアショックを交換することにして、パネレートチェンジしたオーリンズを入れています。
これだけでもかなり走りの感覚が変わってびっくりしました。
今まではあまり気づきませんでしたが、硬いショック吸収になり吸い付くようなステアリングができるようになったので、いかにショックがへたっていたのかを感じることができました。
リアも硬めのスプリングに変えてみた
リアサスの変更に伴って、前後のバランスを合わせるためにフロントフォークのスプリングも変更しました。
オイルシートの交換などのメンテナンスも同時に行いたかったので、自分でスプリングを交換してみることに。
時間はかかりましたが、ついでに細部までしっかりとメンテナンスができたので助かりました。
スプリングは硬めの設定にすることにして、より深くコーナーを攻められるようにしてみました。
前後ともに結構硬めになったので、最初はスライドするような感覚がありましたが、慣れてみると格段に走りが良くなっている気がします。
たった二つのパーツを変えるだけで、こんなにも走りの感覚が変わるものかとちょっと感動してしまい、もっと早くカスタムすれば良かったと思うばかりです。
エキゾーストもラジエーターも交換
カスタムの定番であるエキゾーストもこれを機に交換してみることにしました。
オリジナルより太めの2本クロスタイプにして、見た目のイメージ変更も狙っています。
エキゾーストを変えるとエンジンのふけが一気に変わりますし、特にこのヤマハ R1-Zは低速から中速にかけての駆け上がりが力強くなります。
ラジエーターは直接走りにすぐに影響するパーツではありませんが、長距離ツーリングの時に安心して走れることにつながります。
また、このヤマハ R1-Zはネイキッドタイプのバイクで、ラジエーターがむき出しで見えるところにありますので、見た目アップに大きく影響します。
シルバー色が輝くラジエーターにすることで、存在感がアップしてぐっと印象が変わってきます。
こうしたカスタマイズはそれほど大掛かりなものではないですし、時間も手間もそれほどかかりませんでしたが、走りの変化には大きく貢献してくれました。