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整備・メンテナンスを楽しむ

プロの安心感には敵わない

最近では、バイクのDIYメンテナンスをブログなどで公開する人が増えました。
「DIYなら節約にもなっておすすめ」などと言われることがありますが、いきなりチャレンジする前に、「バイクのメンテナンスをするスキルがあるのか?」と自分に問いかけてみましょう。
もし自信がないのなら、無理にDIYにチャレンジする必要はありません。
場合によっては、不確かな整備のために自分を危険に晒すことになってしまうからです。

また、確かにDIYでは節約できる部分はありますが、常にそうかと言うとこれも疑問です。
DIYで節約になるのは、自分自身バイクのプロの整備士や、プロでなくてもメンテナンスに慣れた上級者ぐらいでしょう。
DIYなら確かに工賃はかかりませんが、メンテナンスにかかる時間を考えてみてください。
知識のないところからスタートするなら、まずバイクについて基本的なことから勉強しなければなりません。

次に、メンテナンスに必要な道具をそろえ、やり方を学んでようやくメンテナンスとなるわけです。
それまでに何日もかかることは珍しくありません。
そして、ようやくメンテナンスに取り掛かっても、プロに頼むより時間がかかるのは確実です。
プロなら短時間で済むことを、DIYにチャレンジした結果「丸一日かけても終わらなかった」なんてこともあるでしょう。

それに費やした時間を他のことに使えば、もっと有意義な時間を過ごせたのではないでしょうか。
バイクに関することであっても、プロにメンテナンスしてもらって浮いた時間をその分愛車を走らせることに使えると考えると、やはりプロに依頼する方が吉と出る人の方が多いでしょう。

そもそも安心感では、どんなに頑張ってもプロに敵いません。
特にエンジンやブレーキなど肝の部分のメンテナンスはプロに任せた方がよいでしょう。

DIYならではの楽しさも

ここまでメンテナンスはプロにお願いすることをおすすめしてきましたが、できる範囲のことならDIYも楽しいです。
自分で愛車の状態を把握し、自分のメンテナンスで不調を改善できたとしたら、人にやってもらうよりバイクへの愛着がより強くなるのは確実でしょう。

バイクのメンテナンスといっても、いろんな段階があります。
初心者の場合、それ自体を遊びと考えて、自分でできるところだけやればよいのです。
エンジンやブレーキなどの重要箇所のメンテナンスはもちろんプロに任せるべきですが、たとえば洗車ぐらいなら誰にでもできます。
たかが洗車といっても、自分で愛車をきれいにしていくとやはり愛情が生まれるものですし、トラブルの早期発見にもつながるのでなかなかメリットは大きいのです。

そのほか、注油やオイル交換などもDIYに向いています。
このように、できる範囲から始めるのがDIYが楽しくなるコツです。

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