チェーンオイルとはどのようなもの?
バイクにはチェーンがあり、定期的にメンテナンスをしなければなりません。
チェーンのメンテナンスで使われるのが、チェーンオイルです。
オイルを塗布することで、チェーンがスムーズに動かせられます。
チェーンの動きが滑らかでなくなると、燃費が悪化してしまうこともあります。
余計なガソリン代を捻出しないようにするためにも、走行距離500kmに1回チェーンオイルを注油してください。
チェーンオイルは3種類ある
チェーンオイルは大きく分けて3種類あるといわれています。
ウェットタイプとドライタイプ、セミウェットタイプの3種類です。
ウェットタイプとは、オイルの粘度が低くウェットな質感を持っているのが特徴です。
さらさらしているのでチェーンに浸透しやすいですし、砂やほこりなどのごみが付着しにくいです。
しかし、乾燥するまでには時間がかかります。
一方、ドライタイプはウェットの真逆で、速乾性に優れているのが大きな特徴です。
ネバっとした粘度の高いオイルで、耐久性に優れています。
しかし、ネバっとしているので走行中に拾い上げた砂やほこりなどが付着しやすいです。
放置しているとチェーンを傷つける恐れがあるので、注意しましょう。
セミウェットタイプはウェットとドライの中間の性質を持ったオイルで、「セミドライ」と呼ばれることもあります。
ウェットとドライ、どちらのチェーンオイルを使用すればいいか迷ったのであれば、セミウェットタイプのチェーンオイルを購入するといいでしょう。
おすすめのチェーンオイル3選を紹介
チェーンオイルを購入したくても、具体的にどれを購入すればいいかわからないというのであれば、以下の3つのうちいずれかを購入すればまず間違いないでしょう。
まず「CHL チェーンルブ」は、セミウェットタイプのチェーンオイルです。
高粘着性のポリマーを使っていて、チェーンのわずかな隙間にもしっかり入り込んでくれます。
しかも被膜が薄く作られているので砂やほこりなどが付着しにくいですし、オイルが走行中飛び散るような心配もありません。
「レイキッシュ」は、ウェットタイプのチェーンオイルを探している人におすすめの一品です。
浸透力に優れているので、パーツの細部にもしっかり入り込んでくれます。
チェーンだけでなく、ワイヤーや変速機などにも使用できるので重宝するアイテムです。
ウェットでべたつきにくいですし、汚れの付着もしにくいのでいろいろなパーツに塗布できるわけです。
「CHG チェーンガード」はグリスタイプのチェーンオイルになります。
フッ素樹脂が含まれていて、潤滑性や耐摩耗性、耐水性、耐熱性と機能性に優れているのがおすすめポイントです。
ノンシールチェーン・シールチェーン、どのタイプにも使用できるのも強みです。