コンプレッサーを使ったメンテナンス
バイクのメンテナンスをコンプレッサーで行いたいという場合、基本的な2つのメンテナンス法があります。
一つ目は、バイクのタイヤの空気入れとしての使用です。
バイクのタイヤに十分な空気が入っていないと燃費が低下してしまうだけではなく、安全な走行にも影響があるため、定期的にメンテナンスを行いましょう。
そしてもう一つの使用方法は、砂利や小石を飛ばすという方法です。
ホイールの隙間など、細かい部分に挟まってしまった小石や砂利はコンプレッサーをエアダスターとして使用することで、簡単に吹き飛ばすことができます。
小石や砂利が詰まったままだと、騒音の原因になったりパーツを傷つけてしまう可能性があるため、定期的にエアダスターとしての使用するのがおすすめです。
これら2つのメインの使い方以外には、スプレー塗装やエア工具をつなぐといった使い方もできるでしょう。
スプレー塗装として使う場合には、空気とオイルが混ざらないオイルレスコンプレッサーがおすすめです。
このように、コンプレッサーは一台あると様々な用途で活用することができるので、一つ持っておくと便利です。
コンプレッサーでのメンテにおける注意点
コンプレッサーを使って大切なバイクをメンテナンスする時には、いくつか押さえておきたい注意点があります。
一つは使用時の騒音です。
小さなコンプレッサーに見えても、使用している時の音はかなり大きくなりますので使用する時間帯に注意したり、騒音が気になるという場合には、比較的静かなモデル騒音タイプを選びましょう。
またエアダスターとして使う時には目を守るため、保護用メガネを着用しましょう。
吹き飛ばした石や砂利が目に入ることを防いでくれます。
コンプレッサーの選び方ポイント
バイクのメンテナンスに一台あると便利なコンプレッサーですが、選ぶ際に押さえておきたいポイントは、オイルレスかオイル式どちらにするか、そしてサイズ感です。
一つ目は、オイルリストオイル式の2種類があるということ。
オイル式のコンプレッサーは稼働時間が長く耐久性には優れていますが、オイル交換に手間がかかったり小型のコンプレッサーが少ないというデメリットがあります。
一方でオイルレスのコンプレッサーは稼働時間が短く、耐久性は下がってしまいます。
しかし、使いやすい小型サイズのラインナップが多く扱いやすいので初心者にもおすすめです。
家庭で使いやすいコンプレッサーの容量は、10Lから30Lです。
10Lのサイズであれば稼働時間は短く圧力を維持するパワーは弱いものの、小型で軽いため持ち運びがしやすいというメリットがあります。
バイクのメンテナンスだけが目的なら、10Lサイズの小型のものでも特に問題はないでしょう。