警告灯にはいくつかの種類がある
バイクの警告灯は、車種によってどんな種類のランプが装備されているかが異なります。
また、バイクのどこに不調やトラブルがあるかによって、どの警告灯が点滅するかも異なります。
しかしどのランプも、音ではなく点滅することによって異常を知らせてくれます。
バイクの警告灯を大きく分類すると、冷却水やLLCなどの水温異常を知らせてくれる水温警告灯を始め、エンジンオイルの油圧をチェックする油圧警告灯や、エンジンシステムや電気回路の異常を知らせてくれるエンジン警告灯などがあります。
さらにインジェクション(FI)が搭載されているバイクなら、FIランプがエンジン警告灯と同じ役割を果たして異常を知らせてくれます。
給油ランプも警告灯の一つです。
これは燃料残量警告等と呼ばれていて、ガソリンの残量が少なくなると点滅します。
これは、ガソリンメーターやガソリンコックが装備されていないバイクについていることが多いランプです。
また原付バイクには速度警告灯がついていて、法定速度の30km/hを超えると点滅する仕組みになっています。
走行中の制限速度を感知して速度オーバーならライトが点滅するというものではありませんので、間違えないようにしてください。
警告灯が点灯したらどうする?
バイクの警告灯は、車両のどこかに異常が起こっていることを知らせたり、より大きなトラブルが起こる前に速やかなメンテナンスを促す警告をするために点滅します。
点滅していることに気づいても放置してしまったり、なぜその警告灯が点滅しているのかという意味を知らずにいたのでは警告灯が点滅する目的を果たすことができません。
警告灯が点滅したら、安全にバイクを停車できるところまで移動し、どのライトが点滅しているのかを確認してください。
場合によってはガソリンを給油するだけで解決できるものがあったり、走行速度を落とせばOKというものもあります。
しかしエンジンや電気回路の不具合に関しては、放置しても自然に解決することはできないことが多いですし、放置すると走行不能な状態にもなりかねません。
そのため、速やかに修理工場へ持っていくことをおすすめします。
警告灯の意味を知り把握することが大切
警告灯は、それぞれ意味があります。
車両のどこにトラブルが起こっているのかを知らせてくれるので、決して無視してはいけません。
どのライトが点滅しているのかによって、車両のどこにトラブルが起こっているかを知ることができます。
DIYで修理したりメンテナンスできる場合もあれば、プロの修理業者に依頼しなければいけないこともあるでしょう。
速やかな対応をする事によって、大切なバイクをいつまでも快適かつ安全に楽しむことができます。