ディスクグラインダーの用途について解説
金属などの固い素材を加工する際に使用する電動工具の一種が、ディスクグラインダーです。
ディスクグラインダーの用途は主に3つで、切断と研磨、研削です。
特にバイクのメンテナンスを行う際には、研磨をするために主に使われます。
研磨は手で行うことも可能ではあります。
しかしディスクグラインダーを使用したほうが、研磨にかかる時間を圧倒的に短縮できます。
バイクのメンテナンスをしたいけれども、それほど時間はかけられないといったとき、手元にディスクグラインダーがあると何かと重宝します。
ディスクグラインダーはバイクのメンテナンスのほかにもいろいろな使い方があるので、購入して損はありません。
例えばダイヤモンドカッターをディスクに取り付けると、タイルやブロックのような硬い素材でも簡単に切断できます。
ディスクグラインダーの正しい使い方を理解しよう
バイクの研磨やさび落としをしたければ、ディスクグラインダーを使用しましょう。
ディスクグラインダーにカップブラシを取り付けて作業します。
カップブラシとはワイヤーブラシの毛が円形になっているもので、ディスクグラインダーに取り付けると回転しながら研磨できるアイテムです。
使い方は簡単で、まずはディスクグラインダーにカップブラシを取り付けます。
あとはコンセントにつなぐなどして、スイッチを入れるだけです。
モーターが高速で回転しますので、バイクでさびの気になるところに当てていきます。
そうすればどんどん錆が落ちていって、往年の輝きを取り戻します。
使い方は簡単ですが、何せ高速に回転しますから、先端がブラシといっても使い方を誤ると大きな事故につながりかねません。
まずは作業する際、必ず両手で持って行うように注意しましょう。
片手の場合、ディスクに弾かれる恐れがあり、下手すると大けがの可能性もあるからです。
両手で作業するのに加え、補助ハンドルがありますのでこちらを取り付けると作業しやすいです。
安定した姿勢で作業できるので、危険性も低下します。
また、ディスクグラインダーを使用しないときにはスイッチをオフにするのも忘れないでください。
「ちょっと手を放すだけ」と思ったときでも、スイッチをオフにしていないと、ふとした時に電源が入ってしまって急に回転しだすこともあり得ます。
ディスクグラインダーでさび取りや研磨をする際には、保護メガネを必ず装着してください。
時折カップブラシのワイヤーが外れて、自分の方に飛んでくることがあるからです。
また、錆や塗膜の破片が飛ぶこともあり得ます。
これらが目に入ると、最悪失明することもありうるので、保護メガネはマストで着用して作業するように心がけましょう。