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ハンマーの種類と選び方

ハンマーには3つの種類があるのを覚えよう

金属製ハンマーは、工具店などで一般的に販売されているものです。
金属製ハンマーの多くが、木製の柄に金属製のヘッドが付いています。
『両口ゲンノウ』という、ヘッドの両端に打ち込みが付いているもの以外に、片方に釘抜きが付いている『釘抜きゲンノウ』、『先切りゲンノウ』という釘のシメとして使われるものがあるのです。

最近では樹脂製の柄のものもあり、軽くて滑らずに握れるので、作業時の安全性も高まっています。
ただ金属製ハンマーはヘッドが硬いので、釘を打ち込む時に部材を傷つけないようにするのがポイントです。

また、プラスチックやゴム製のハンマーは、傷をつけにくくなっています。
金属のものよりも打ち込み面が柔らかいので、釘などを打ち込んだ時に木材が傷つきにくいのです。
中でもゴム製のものは傷をつけにくいため、組み立ての作業にも多く利用されています。

色々なサイズがあって、用途次第で使い分けられているのも特徴です。
プラスチック製でもゴム製でも、一番小さいものと一番大きなものを比べると、3倍から5倍もの差があります。

重量により作業の効率も異なってくるために、釘の大きさおよび太さに合うハンマーを選ぶのがベストです。
さらに、コンビネーションハンマーは2種類の用途に使えるハンマーになっています。
金属製やプラスチック・ゴム製のどちらも備わっている点が特色であり、各素材の魅力が取り入れられているハンマーであると言えるでしょう。

ハンマーの使い方について

釘打ちのみをしたいのであれば、ネイルハンマータイプが適しています。
ネイルハンマーというのは、片側のヘッドが打撃面、もう片側は釘抜きとなったハンマーです。
ヘッドが金属製になっていて、柄は金属もしくは木など様々な種類があります。
軽いために、釘打ちの調節が簡単にできるのも見逃せません。

八角タイプは狭い空間で打ち込みができるのがメリットです。
金属製ハンマーであり、八角ゲンノウとも言われ、ヘッドの断面が八角形になっているのがポイントになります。
側面で打ち込みができて、狭い空間においても使いやすいでしょう。

細かい作業には先切りタイプが適しています。
先切りタイプのハンマーは、ヘッドの一方が先細りのような形状をしていて、釘は打てないのですが、細かな作業に向いているハンマーです。
大きな先切りハンマーでは、ブロックやレンガを割ることや形を整えるなど用途が色々とあります。

ゴムタイプは部材を傷めることなく打ち込みができますし、部材を押し込むことなどにも適しています。
家具の組み立てなどにもうってつけです。
家具の組み立てでは、木材同士をきちんと組み合わせるために叩くこともありますが、ゴムなら傷つかないでしょう。

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