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ジェットリーマーの種類と選び方

キャブメンテに使えるジェットリーマーの特徴

メンテナンスを自分で行うバイク乗りにとって鬼門の一つともされているのが、キャブレターメンテナンスなんだそうです。
「最近なんだかキャブの調子がいまいち」というオールドカーのオーナーは、ひとまずキャブメンテにトライしてみてはいかがでしょうか?

そんなキャブメンテにトライしたい方は、ジェットリーマーを手に入れることがおすすめです。
キャブレターの汚れを落としてきれいにするのは、想像以上に大変な作業です。
パーツがそれなりに磨耗していてコンディションが悪くなっているというケースも少なくないため、メンテナンス時は徹底的に洗浄を行いましょう。

かといってパーツを全部ばらして洗浄液に漬け込むという方法はかなりの大仕事ですし、バラバラにした後に元に戻す作業もメンテナンスし初心者にはハードルが高いものです。
そこでおすすめなのは、全部をバラバラにするのではなく、取り外せるパーツだけを取り外してジェットリーマーセットを使って洗浄するという方法です。
全てバラバラにしなくても、このレベルの分解でバイクの調子がグンと良くなる例は少なくありません。

バイクメンテに向いているジェットリーマーの種類

詰まってしまったジェット類の掃除にピッタリなのが、ジェットリーマーセットです。
例えば、0.05から0.55mmまでの異なるサイズを12本揃えた極細ジェットリーマーセットは調子が悪くなった内部パーツの汚れを落とすのに向いています。
断面は五角形になっていて、ジェット内部だけではなくエア通路にこびりついてしまった古い汚れも、スッキリと落とすことができます。

リーマーホルダー付きのものなら、先の細いジェットリーマーを使う時も安定感が出て作業がしやすくなります。
キャブレター専用のピンクリーナーもありますが、ジェットリーマーセットならさらに精度の高いメンテナンスが可能です。

ジェットリーマーセットは、バイクのメンテナンス用品専門店やホームセンター、さらに工具を取り扱っている電気ショップなどでも見つけることができます。

ジェットリーマーを使うときのポイント

目に見える汚れがこびりついていたり、本来持っている性能が十分に発揮できていない内部の汚れを落としたいからと言って、やみくもにゴシゴシとジェットリーマーを使ってはいけません。
強く引きすぎてしまうと、内部の通路が広がってしまいセッティングに影響が出てしまう可能性があります。
バイクはあくまでも精密機器なので、セッティングが狂ってしまうほど強くこすって汚れを落とさないよう、ほどほどに使いましょう。

ジェットリーマーを使ってジェット類の洗浄が終わったら、内部が開通したかどうかを確認しながらパーツ洗浄スプレーを組み合わせて使いましょう。
強烈の汚れの場合には部品を交換する必要がありますが、ジェットリーマーを使った後なら大抵の場合、通路が開通しているはずです。

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