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オイル受け皿の種類と使い方

オイル受け皿には種類がある?

バイクのオイル交換をする際には、廃油をオイル受け皿に回収し自治体ごとに決められた方法で処分しなければいけません。
このオイル受け皿は基本的に廃油を回収するためだけに使われるため、特定のスペックである必要はありません。
しかし、オイル交換をする際にはエンジンをかけてオイルの温度を高め、粘性を低下させてから作業を行います。
つまり廃油は冷たい状態ではなく、熱い状態でタンクから抜き取ることになります。

そのため、オイル受け皿は耐熱性の素材を選ぶ必要があります。
100均で販売されているプラスチック容器を使ってもOKですが、その際には電子レンジ対応とか食洗器対応などと記載されているスペックを選ぶと良いでしょう。

バイクショップやホームセンターなどで販売されているオイル専用の受け皿を使うという方法もアリです。
購入する際の価格は100均ショップよりも少し高めとなりますが、スペックはオイル交換の際に使うことを前提としており、利便性がとても良いというメリットが期待できます。
例えば角の部分にオイルを注ぎやすい注ぎ口がついていて、オイルを別の場所に移す際にはオイルがあふれにくい仕様となっています。
また、大きさ的にも大きすぎず小さすぎずのサイズ感が魅力的ですし、オイル受け皿の深さもちょうど良く使い勝手が良いというメリットがあります。

抜いたオイルの量を把握したい人は、オイル受け皿に目盛りが付いたものを選ぶと良いでしょう。
JTCからラインナップされているオイルドレンパンは10リットルタイプと22リットルタイプとがあり、容量が分かりやすい工夫がされているだけでなく廃油を新聞紙に吸わせやすいデザインの人気があります。

オイル受け皿の使い方は?

オイル受け皿の使い方は、とても簡単です。
オイル交換の際にはエンジンの排出口のすぐ下にオイル受け皿をスタンバイさせ、排出口のボルトを緩めます。
するとオイルがあふれ出してくるので、オイル受け皿でしっかり受け止めましょう。

オイル受け皿を選ぶ際には、排出するオイルの量を全て受け止められるサイズのオイル受け皿を使うことはマストです。
受け皿のサイズが小さすぎると受け皿がオイルで一杯になってあふれ出してしまうので、周囲をオイルで汚してしまいます。
バイクのエンジンオイルがどのぐらいの容量なのかを確認した上で、十分なサイズのオイル受け皿を選ぶと良いでしょう。

オイル受け皿は、使い終わったら新聞紙などでしっかりオイルを拭きとっておきましょう。
洗剤などで洗う必要はありませんが、貯めたオイルをそのまま放置してしまうとオイルの粘性が固くなって取り扱いづらくなってしまいます。

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